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住宅

入居者様便り①

2015年02月09日|住宅

今日があるから明日へ

 

私は一昨年の12月28日徳洲苑にお世話になりました。

あれから1年、今日1日が危ぶまれる毎日を過ごし、

医者にも見放され明日の保障のない身でした。

心の中に残り少ない人生をあるがままに漂って行く覚悟でした。

脳梗塞が一度も起こる事なく迎えた人生にこんな事があるものか?

もう少し自分の寿命を信じていいのじゃないかとつくづく思う今頃でございます。

死の直前まで幸福感を持ち続けることは出来るだろうか

昨年一年間を辿って見ると5月15日~11月1日まで雨や用事の日を除いて

79日間パークゴルフに行くことが出来た。

人生諦めの連続の過去だった様に思えてならないが、心だけは枯らしたくない。

年始に書初めとして歌を作って見た。

歌と云うのは、つらい感情を忘れるために書くと云うが、そんな歌を作れたが、

 

一.弱音を吐いたら人生陥るばかり

  明日はあるから貴女は夢があるはづ

  新幹線が開通すれば東京圏近くなる

  明日は東京美人になって帰っておいで

  弱音を吐かず人生眞直ら

 

二.弱音を吐いたら人生陥るばかり

  寒い重みの冬があるから春が来る

  今日の日を重ねて待てばいい

  東京の美人が来たら美食でもてなし踊りたい

  弱音を吐かず人生眞真ら

 

三.弱音を吐いたら人生陥るばかり

  夕べの月は満月に雲の多い月見だが

  晴れになるため仕方なし

  天を仰ぐ空しさに求める夢を画いてる

  朝陽に映える松の木に雪見とシャレて見る

  弱音を吐かず人生眞直ら

 

終章に当たり、

楽園とは悩みや惜しみがなく安楽に暮らすとあり

ここは私の最後の居場所だ。

施設長を始め事務長、

日常細かいところまでお世話を戴くスタッフ、

余る歳あとわずかをこの花園で過ごして旅立の日を迎えたい。

 

 

平成27年1月5日  岩出 鳴峰出

 

 

 

 

今回、縁あって、入居者様の投稿をブログに掲載させていただけることになりました。

スタッフブログとなっていますが、

今後も入居者様の生の声をこの場でお届けできたら・・・と考えております。

 

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