訪問看護ステーション
ひな人形
2019年02月25日|訪問看護ステーション|
節分も終わり、苑内にひな人形が飾られました
外はまだ寒く雪が降っていますが、ひな人形の顔を見ているとほっこりした気持ちになり、春が近づいている事を感じます
各階に大きな七段飾りがあり、私達は見るだけですが、飾る人は大変だろうな…
三人官女、五人囃子色々な物を持っているし、そもそも並べる順番はどうなんだろう?
ちょっと調べてみたのでお伝えします
一段目:お内裏様とお雛様
お内裏様が向かって左、お雛様が右です。関西(京式)では左右が逆になるようです
二段目:三人官女(お内裏様の身の回りの世話役)
向かって左から、加銚子、島台、長柄銚子を持っている順番です。たいてい島台を持っている人形は座位です。
三段目:五人囃子(囃子とは日本古来の能の一種)
向かって左から太鼓、大鼓(おおつづみ)、小鼓(こつづみ)、笛、謡い手の順番です。
四段目:右大臣、左大臣(お内裏様の付き人)
若い方が右大臣で向かって左、おじいさんは左大臣で向かって右に飾ります。
五段目:仕丁(宮中の雑用係)
向かって左から怒っている顔は台笠、泣いている顔は沓台、笑っている顔は立傘の順番です。左に橘、右に桜です。
六、七段目:嫁入り道具
特に決まりはないようですが、全体のバランスなどを考えると道具の中でも小さいものは六段目、大きいものは七段目が良いようです。
人形メーカーや、作られた時代でそれぞれ違いがあるようですが、知っているとお雛様の見方も変わります
各階のお雛様の見比べてみるとおもしろいですね
訪問看護 森