
医療法人 徳洲会 サービス付き高齢者向け住宅 徳洲苑しろいし スタッフブログ-38ページ
大先輩からの教え
当苑の最高齢者は満99歳で、3名同年齢の方が生活されています。
(以下A様、B様、C様と明記させて頂きます。)
元気の秘訣を直接聞いたことはありませんが、日々の生活から感じたことがあります。
夜勤時、朝の出来事です。
午前6時の巡回をしていると、掃除機の音が聞こえてきました。
音が聞こえてきたお部屋の主は、A様でした。
入居されてすぐお部屋を訪室する機会があり、モデルルームのような室内に感激したことを思い出しながら、
今も変わらない状態で過ごされているA様。
生活の仕方や時間の使い方を教えられた瞬間でした。
(残念ながら、まだ教えは生かされておりません・・・反省です。)
入居してきた当日すぐに、着ていた衣類を手洗いしていたB様。
今も変わらず手洗いで洗濯しています。(ベッドの上の寝具も毎日たたんでいます。)
お世話になっている家族様や主治医の訪問が近づくと、
お礼をしたいとお買い物の依頼が入ります。(お話を聞くことしか出来ませんが・・・)
身近な人にも感謝の気持ちを忘れないよう、気づかされる瞬間です。
お気に入りの椅子に座り、いつも何か読んでいるC様。
朝その前を通ると
「あらお姉ちゃま、おはよう。今来たの?」
などと必ず声をかけて下さいます。
勤務が終わりその前を通ると
「帰るの?ご苦労様。気を付けてね。また明日ね。」
などとやはり声をかけて下さいます。
何気ない会話に元気をもらう瞬間です。コミュニケーションは大切ですね。
苑には現在154名(7月31日現在)の方が生活されており、毎日教えがあふれています。
空室はあと14となりましたが、この先どんな教えを持った方と出会えるのかと、今から楽しみにしております。
介護職員 三好
回想
訪問看護師の長岡です。
入職して3カ月になります。
訪問し、入居者様のお話を伺って、毎日楽しく過ごさせて頂いております。
皆様の若い時のお話をされている時のお顔は輝いていますね。
回想することはとても頭に良いそうですよ。
私も自分が若かった時の事を振り返り、こんなことやあんなことあったな~と
思い出しております。
入居者の皆様がいつまでも若々しくお元気で過ごして頂けるよう
微力ですが、お力添えさせて頂きたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
訪問看護・長岡
鳥の巣
徳洲苑しろいしに関わりのある方は、ご存知と思いますが…
デイのスタッフさんから「送迎車に鳥の巣がある」と聞きました。
どこにどうやったら鳥の巣が作れるんだろう
と興味深々になった私は、そのスタッフさんに教えて頂き、見に行く事にしました。
運よく送迎車は庭の前に駐車しておりました。
車体前方、ナンバープレートの上にあるわずかな隙間から覗いてみると
そこには、同じ長さ、同じ太さの小枝の集合体がヒッソリとそのなりを潜めていました。
話によると、危険なので一度は撤去したそうですが、
それもつかの間、今度は更に強靭な小枝を組み込んできたというのですから驚きです。
更に驚きなのは、その巣には4羽のヒナ鳥がいて餌を運ぶ親鳥もいて……
えーちょっと待って
車が走っている時は一体どうなってたの
素朴な疑問ですよね。
それが、どんなでこぼこ道でも、どんなに揺れても決して落ちないというのですから
更に、更に驚きでした
今は子育ても無事終了し、どこかの空を飛んでいるのでしょう。
まさか、鳥に車が必要だったとは夢にも思いませんでした。
教えて下さったデイのスタッフさん、ありがとうございました
地域の野鳥と交流を深め、地域の野鳥に解放された施設
徳洲苑しろいしの、あるお昼休みの感動的な出来事でした。
訪問看護・林
すくすくと成長中
散歩
久々の温泉ツアー報告
6月は週末となると天気が悪くてうんざりしますね。
そういう今日も雨のなか、毎月恒例の
温泉ツアーでした。
今日の行き先は長沼温泉。昨年に引き続き2回目の利用です。
その長沼温泉で食べた、源泉豆腐と厚揚げがとても美味しく、
召し上がった入居者様は絶叫されていました。
そういう私もお土産に買ってきました
帰りには道の駅「マオイの丘公園」にも寄りましたよ。
農産物直売所が全面オープンしており、お花の苗やお野菜が格安で販売されていました。
来年の春は、ここで苗を買って苑の庭に植えたいね~等、話にも花が咲きました。
さて、来月は外出行事が2回あります。
どうかお天気に恵まれますように。
相談員・増本
脳の活性化
こちらで訪問看護師として働き始め1年4か月。
利用者の方々にも体の大きな看護師さんと周知されてきたかと思います。
訪問時にいろいろなお話を聞かせていただいています。
故郷や親兄弟、友達の話をしていると、
表情もどんどん変わり記憶が呼び起されているのがわかります。
話の流れで戦時中の辛い記憶を思い出させてしまうこともありますが、
喜怒哀楽の感情を表すことも脳も活性化につながると信じ、
たくさんのお話を聞いてしまいます。
一人一人にいろいろな人生があり、書籍化されればベストセラーになりそうです。
*私の出身地の佐呂間町から届いたジャンボかぼちゃを今年も育ててもらっています。
今年は何キロになるのか楽しみです。
訪問看護・渡瀬
お寿司屋さんが来たよ
5月~6月の行事として、毎週土曜日に
「お寿司を食べよう」というものがあります。
これは、町内のお寿司屋「すしてん」の大将とお弟子さんが来てお寿司を握ってくれます。
普段生ものはなかなか提供できないので、皆さん大喜びです。
この左側が標準サイズですが、
こんなに豪華なお寿司をご注文された方もいらっしゃいました。
このお寿司にお吸い物と茶わん蒸しがセットになります。
皆様、とてもいい笑顔です。
今週土曜日が最終ですが、ご家族様が参加される入居者様もおいでです。
また皆様の美味しい笑顔が見られるよう、相談員はじめ職員一同頑張ります。
相談員・増本
挨拶+α
5月の末より看護学生さんが訪問看護ステーションに実習に来ています。
「看護学生です。よろしくお願いします」
と元気よくあいさつする姿に若さ全開
訪問看護に一緒に伺うと、利用者様も、とても笑顔になって下さいます。
あいさつはコミュニケーションの基本です。
第一印象を決めるものですので、私もあいさつ+笑顔を忘れないようにしています。
仕事への活力アップ、気分よく過ごすことが出来ますし、
笑顔で声をかけられて機嫌が悪くなる人はいませんからね。
学生さんの若さに負けじと、あいさつに笑顔もプラスして,
今日も訪問看護にいってきます
訪問看護・森あずさ
99歳のパワー
ライラックの花が咲き始め、苑愛の正面玄関には、
利用者様が丹精込めたチューリップの花が咲き、
なでしこがつぼみを持ち始めたところです。
朝、出勤時には
「おはようございます。」
と、指定席に座られ、チラシや雑誌を読みながら声をかけてくださる
99歳の利用者様の元気な声が迎えてくれます。
「お姉さんいくつになった?」
という問いに
「もう60歳を過ぎました」
「若いね。手もこんなにつやつやして」
のマークがたくさんの私
今でも歩行器で優雅に歩いておいでです。
99歳のこの利用者様には、到底追いつけません。
このパワーをもらいながら、今日も一日頑張れます
定期巡回、訪問看護管理者・中谷洋子